贈る言葉シリーズ〜利用者様の想い出(高血圧・前立腺肥大)
SORAのスタッフの心に残った利用者様の想い出をご紹介する
”贈る言葉シリーズ”。第33回です。
(利用者様について簡単なご紹介をお願いします。)
80代の男性で、お一人暮らしでした。
およそ5年の間、リハビリと看護のスタッフがかかわらせていただきました。
毎日ご自身で近所にお買い物に行かれるのが日課で、
少し転倒が多くなっていたものの、穏やかに過ごされていました。
ある午後の訪問の日に、いつもはすぐに迎えてくれる方がなかなか出てこられず、
お家の中の様子はわかりませんでしたが、郵便受けに朝刊も入ったままの状態だったので、
ケアマネ経由でご家族と連絡をとってもらいました。
ご家族がお家に行かれた時にはすでにお亡くなりになっていたとのことでした。
あまりに突然のことでスタッフ一同ショックを受けました。
(最後の訪問時のご様子はいかがでしたか?)
いつもとお変わりないご様子で出迎えて下さいました。
訪問終了時は玄関まで見送って下さり、「寒いから気を付けてね。」と声をかけて下さいました。
(ご本人との想い出は?)
壁にはお孫さんの写真がたくさん貼られていました。
お孫さんの話題になると、とても嬉しそうにお話しされていたことが思い出されます。
最後は「いつもありがとうね。」と笑顔で見送ってくださる、とてもお優しい方でした。
(ご本人、ご家族にお伝えしたいこと)
ご家族のサポートの中、お一人暮らしをされていました。
先に旅立たれた奥様と再会された頃でしょうか?
どうぞゆっくりお休みくださいね。
ご冥福をお祈り申し上げます。