ゆるり精神科訪問看護~精神科受診メモ編
SORAには精神疾患を抱える利用者様も数多くいらっしゃいます。
お子様~高齢者まで年齢も、お悩みも様々です。
そんな利用者様たちと看護師のかかわり方をご紹介する ”ゆるり精神科訪問看護”。
精神科訪問看護と聞くと気構えてしまう方もいらっしゃるかと思いますが、ここではかしこまらずに”ゆるり”と読める・知れる情報をお伝えしていきます。
先生になんて伝えよう?~困ったときの、精神科受診メモ!~
みなさん、“受診って、緊張しますよね。“
特に体調のすぐれない時は、外にでるだけでも身体はいっぱいいっぱいです。
そんな中、先生に自分の症状や気持ちを言葉にして伝えるのはもっと緊張します。
訪問すると、こんな言葉が聞こえてきます。
- 「いざ受診となると、話したかったことがすっ飛んでしまうんです」
- 「聞きたいことがあったのに、すっかり忘れてしまったんです」
- 「自分の気持ちを言葉にするのが苦手です」
- 「受診前に準備ができればなあ…」
そんな方々に、精神科受診メモ! を提案いたします!
必要なことを事前メモしておくだけで、うんと受診のハードルが飛び越えやすくなります。
紙を見ながらお話したり、話しにくいときは先生に紙を渡すだけでもOKです。
書くタイミングや活用方法も自由です。
- 自分の思いついたタイミングで書くのもヨシ。
- 受診の前にちょっと書いておくのもヨシ。
- 看護師や他の支援者の方々と一緒に書くのもヨシ。
- クライシスプラン※と照らし合わせてみるのもヨシ。※前回の記事参照
下の表には、丸を付けたり・文字にしたり、好きなように書き込む事ができます。
また、支援者からのコメント欄も設けていますので、より伝え漏れがなく先生に報告することができます。
先生や支援者に伝えるだけでなく、自分自身の状態を客観的に振り返ることができるのが、受診メモの良いところです♪
こちらの表をダウンロード、または参考にして自分なりの受診メモを作成してみてくださいね。

~ゆるりカキカタ説明~
・今日一番相談したいこと▶メインに相談したいことを書いておきましょう。トピックは1つか2つが相談しやすいです。
・睡眠▶自分に合った睡眠時間や就寝、起床時間を把握していきましょう。
眠りが浅い、過眠、日中の眠気、起きにくさ、昼夜逆転傾向、活動の後は眠りやすい/眠りにくい など睡眠の分析もしていきましょう。
・食欲▶ストレスがかかると食べられなくなる、食べ過ぎてしまう、同じものを食べ続けてしまう、甘いものやしょっぱいものなど味の極端なものを食べてしまう、
嘔吐してしまう、美味しく感じる、感じない など
・精神的に▶前回の受診から今回の受診までの精神的な波を振り返りましょう。
波があったら、なにがきっかけだったのか。波がなかったら、何が自分を安定させていたのか など振り返ってみましょう。
・今日の気持ち▶1が低く、10が満点です。
言葉にすることが難しい時は、なんとなく数字で表してみるのも良い方法です。
スケジュール帳などに、毎日の気持ち数字を書いておくと、より気持ちの波を把握しやすくなります。
・薬の変更▶変更があった場合には、変えてみてどうだったか、効果や副作用はどのようにでたか、先生が聞きたいポイントです。
薬についてわからないこともここで聞いておきましょう。
・支援者からのコメント▶支援者から見た様子や、相談したいことを書いてサポートできるようにします。
作成者からひと言
自分の辛い症状を伝えることも大切ですが、できるようになったこと にも目を向けて書いてみてくださいね!
いつも頑張っている自分をしっかり褒めてあげましょう!
そして、自分の好きなところをたくさん増やしていきましょうね。
- ちゃんとご飯が食べられた!
- 辛い時に「つらい」と誰かに相談できた!
- 不安な時に深呼吸ができた!
- 楽しいと思うことがあった!
- いっぱい眠れた! etc…