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贈る言葉シリーズ〜利用者様の想い出(全盲・頸椎骨折後遺症)

SORAのスタッフの心に残った利用者様の想い出をご紹介する
”贈る言葉シリーズ”。第27回です。

(利用者様について簡単なご紹介をお願いします。)

70代の男性です。娘様と二人暮らしでした。
先天性緑内障により全盲の状態で頸椎骨折され、退院後から介入させていただきました。
4年弱の間、主に入浴介助とリハビリの介入でしたが、コロナ感染されたこともあり、
後半は車いすでの時間が長くなりました。

最後は誤嚥性肺炎で救急搬送され、数か月後に病院でお亡くなりになりました。

(最後の訪問時のご様子はいかがでしたか?)

誤嚥性肺炎で入院されるまではリハビリを頑張っておられました。
最後にお会いした時も楽しくおしゃべりをしながら筋トレや
起立練習、足踏みなども行えておりお元気な様子でした。

(ご本人との想い出は?)

とにかくおしゃべりが大好きな方で、時間が足りないくらいでした。
とても物知りでたくさんのことを教えて下さいました。
また、よく通る素敵な声の持ち主で歌も聞かせて下さいました。
娘さんも一緒に近所の神社にお参りに行ったことも楽しい思い出です。

(ご本人、ご家族にお伝えしたいこと)

毎晩晩酌もされ、ご自宅での暮らしがお好きだったHさん、無念であったと思います。
久しぶりに、先に亡くなられた奥様とも再会され、楽しんでいらっしゃるでしょうか。

ご両親の介護を一手に引き受け頑張っておられた娘様。
これからご自身のお体も大切に過ごされてくださいね。

心よりご冥福をお祈りいたします。

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